野沢温泉道祖神火祭り
野沢温泉道祖神祭りは毎年1月15日に壮大な規模で行われることで有名で、日本三大火祭りの一つに数えられ、国の重要無形民族文化財に指定されています。13日に、御柱祭のように、山から高さ20メートルもあるブナの木を運び、15日までに社殿が作られます。15日の19時頃、火打ち石で採火した火を、たいまつにつけて運び、20時に花火が打ち上がり、火祭りが始まります。社殿に火をつけようとする側と、守ろうとする側との攻防戦です。社殿に火が入って燃え上がる22時半過ぎ、祭りは最高潮に達します。
社殿正面前に燃え上がる火もとからたいまつに火を付け社殿正面へ攻撃する。約1時間半にわたる攻防戦の末、双方の手締めにより、社殿に火が入れられる。次第に社殿が燃え上がり、大きな炎が空高く燃え上がり、火祭りは終わる。