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4月23日
早朝4時前に圏央道に入り、関越道花園ICを降りて、皆野寄居バイパス・国道140号経由で秩父の武甲山を目指す。秩父の横瀬からセメント工場が建ち並ぶ山道を走り、狭い林道を登ると、一ノ鳥居がある駐車場に着く。駐車台数は30台前後しかないので、到着が遅くなると止める場所がない。
6:50 登山口を出発し、表参道コースの林道を行く。 |
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一ノ鳥居から丁目石が置かれている。丁目の間隔は約70mぐらいで、山頂が52丁目となっている。 |
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歩き出して間もなく小さな集落に出る。LOGMOGという小屋では食事ができるが、早朝なのでトイレだけ利用させてもらった。 |
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しばらく真直ぐな一本道の上り坂が続き、釣り場を通り過ぎる。
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7:08 川沿いの林道を登り続けて、10丁目を過ぎる。 |
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7:15 持山寺跡・シラジクボの分岐に出る。橋を渡らずに直進して武甲山頂に向かう。 |
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7:20 分岐を過ぎてから、林道が終わり登山道が始まる。 |
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7:25 植林地の山腹を巻きながら登ると、落差15mほどの不動ノ滝に出る。コース唯一の水場になっている。
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7:30 不動ノ滝を過ぎて間もなく、20丁目の石碑がある。 |
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7:53 30丁目を過ぎる。傾斜が増してきて小さくジグザグを刻みながら登る。
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8:00 いったん傾斜が緩むと、大杉の広場に出る。ほぼ中間地点となり、周りは名の通り杉の大樹が幹を延ばしている。
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8:15 休憩をとらずに山道を登り、40丁目を過ぎる。 |
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石灰岩の岩礫が目立つ階段を登ると、次第に天空が開けてくる。 |
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8:35 傾斜が緩み50丁目を過ぎると、間もなく山頂になる。 |
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50丁目からわずか1分で51丁目に着き、山頂と裏参道方面(シラジクボ、小持山、大持山、浦山登山口)の分岐に出る。 |
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山頂方面へ進むとすぐに山頂トイレがあるが、この季節は水不足で閉鎖中になっている。 |
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8:40 山頂の御嶽神社に到着する。ここが52丁目で51丁目からはわずか5分足らず。丁目石の間隔は均等に配分されているわけではなく、おおよその目安にすぎない。秩父の神社の守り神はどこも狛犬でなく、オオカミが信仰されている。 |
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8:43 御嶽神社の裏手に回り、小高い岩稜を登ると武甲山山頂1304m。元々の標高は1336mあったが、石灰岩の採石で現在の標高になたらしい。コースタイム2時間20分のところを、2時間を切って到着する。 |
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山頂から秩父市内の展望は抜群。眼下の中央に小さく見えるピンクのエリアは芝桜が満開の羊山公園だ。今回の目的は武甲山山頂からこの公園を眺めることであった。残念ながら春霞で秩父周辺の山塊はほとんど確認できない。 |
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9:00 山頂で小休憩した後、下山を開始する。帰路はシラジクボに降りて、持山寺跡コースを辿る。山頂近くは石灰石がガレていて急斜面、足元に注意して降下する。 |
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急斜面が終わると、なだらかな稜線にカラマツの新芽が目立つようになる。 |
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9:20 武甲山と小持山の鞍部がシラジクボと呼ばれている。分岐を持山寺跡コースにとり、山腹を巻きながら下山する。
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9:50 下山道から武甲山の南斜面を望む。北斜面は石灰石の採石で山の形が変わってしまったが、こちら側は自然が残されている。 |
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10:00 生川(うぶかわ)に架かる橋を渡り、往路の表参道と合流する。 |
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10:15 一ノ鳥居の駐車場に到着する。鳥居まで歩いてみると1丁目の石碑があり、簡易トイレが設置されているが、駐車場に入ると場所が分かりにくい。ここにもオオカミ伝説が残されている。 |
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12:30 下山後、秩父湯元武甲温泉に立ち寄り、温泉で汗を流してから羊山公園に向かう。平日なのか多少の渋滞待ちで、公園駐車場に車を停めることができた。武甲山から見た芝桜を平地の視線で眺める。見事に手入れされた美しい公園だ。 |
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帰宅途中で秩父道の駅に立ち寄る。小腹がすいたので秩父蕎麦に舌鼓を打つ。思いがけなく、秩父蒸留所のワールドクラス・ウイスキー(Ichiros Malt)を2本手に入れることができた。今回一番の収穫に感激する。 |
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