モントリオール ⇔ ケベック        BACK

10月2日17:50成田発エア・カナダで出発し、トロントを経由してモントリオールに現地時間20:15到着。宿泊ホテルに21:40チェックインし1日目の長旅が終わる。

10月3日8:00モントリオールをバスで出発し、メープル街道をセントローレンス川に沿ってドライブする。目的地の世界遺産都市ケベックまでは片道260kmの行程になっている。
途中、カナダ第二の古都トロワ・リビエールにてノートルダム・デュ・キャップ教会に立ち寄る。河辺の木立の中にたたずむ教会を散策しながらリフレッシュする。
メープル街道は既に紅葉が始まっている。広大なカナダではエリアによって見頃のベストシーズンが異なり、どこでも紅葉しているとは限らない。ちなみに街道の命名は紅葉好きの日本人が付けたそうだ。日本人以外はあまり紅葉に興味を示さず、この時期の観光客は圧倒的に日本人が多い。
昼食はケベックのレストランで一風変わったシーフードクレープが出てきた。魚貝類のクリーム煮をクレープで包んだものだが、フレンチとイタリアンをミックスしたような料理だろうか、ともかく珍味である。デザートのデコレーションもなかなか粋である。
昼食後、中世フランスの情緒あふれる市内観光が始まる。最初に向かった新市街にある州議事堂は威風堂々とした建造物だ。議事堂前にある噴水は有名な老舗デパートが州制を記念してパリの蚤の市で落札したものを寄贈したらしい。
背後に、旧市街の中心にある格式高いホテル「フェアモント・シャトー・フロントナック」の先端が見える。これから、かつてフランスとイギリスが戦った戦場の丘と要塞を観光しながら旧市街へと向かって行く。
大西洋のセントローレンス湾河口からケベックまでは豪華大型客船が上ってくる。突然道路に現れたオランダの客船。座礁でなくエンジントラブルで修理のため停泊していたが、乗客は全員飛行機で送り返したそうだ。
1985年に世界遺産に登録されたケッベク旧市街の歴史地区に入る。城壁に囲まれた旧市街は石畳の小道が続き、中世の古い家が連なる。勝利のノートルダム教会とフレスコ画の建物が観光のメインスポットになっている。
←勝利のノートルダム教会の前にあるロワイヤル広場はレストランやカフェが並び憩いの場になっている。

↓プチ・シャンブラン通りはカナダの香を感じる土産もの屋や様々な専門店などが数多く集まり、観光客で賑わっている。
壁にクマとオオカミの毛皮を飾っているユニークな土産もの屋を見つけた。カナダぽいところが気に入った。
首折れ坂を登り、城壁の入口プレスコット門の手前まで足を延ばしてみた。
以上でケベック観光を切り上げ、来た道をモントリオールまで引き返す。
19:30夕刻のモントリオールに到着し、そのまま夕食は名物ロブスター料理の店に直行する。まるまる一匹、度肝を抜かれるロブスターの大きさにびっくり仰天。こんな大きなロブスターを日本で食べたらいくらだろうか?夢中で食べた料理以上に気になってしまった。
21:00貸切バスは既に返しているので、タクシーを呼ぶことになったが、来たのはなんとキャデラックのリムジン3台だった。ツアー客は全員大はしゃぎでホテルへと向かう。ビックなロブスターとビックな車で大満足の一日を締めくくった。
モントリオールに帰る途中の休憩所で買ったローカルビールをホテルに戻ってから飲んで長旅の疲れを取る。カナダでは日本のようにコンビニで酒類を販売してない。空港か酒屋でしか買えない不自由さがあるので要注意だ。それにレジ袋がなく直接手渡される。常に買い物袋を携帯しておいた方がいい。