5月11日早朝3時に出発し、常磐道から首都高速中環を経由して、中央道に抜けた。勝沼ICを下りてからは国道411号の大菩薩峠登山口より林道嵯峨塩裂石線で上日川峠に到着。登山準備を整え、6:40ロッジ長兵衛の脇道から登山を開始する。
細い車道に沿った登山道を進み、ブナやミズナラの林の中を緩やかに登ると30分ほどで福ちゃん荘に着く。
福ちゃん荘から分岐を唐松尾根方面に進むと勾配が増し、開けた樹林の間から南アルプスの山塊が見えてくる。
樹林帯が切れて上日川ダム湖の後方に富士山を眺望できるようになる。
8:10急坂を登りきって雷岩に到着。尾根道が終わり、ここから稜線伝いに登山道が延びている。
進路を左に切って、原生林の中を進むと10分ほどで大菩薩嶺2057mに到着。
大菩薩嶺の山頂は樹林に囲まれて深山の雰囲気が漂う。ここから折り返して雷岩に戻り、大菩薩峠を目指して稜線歩きが始まる。

↑仙丈ケ岳     ↑甲斐駒ケ岳 
右に乗鞍岳を遠望し、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、そして鳳凰山の奥に雪を抱いた白根三山、さらに塩見岳から光岳まで3000m級の南アルプス全山を眺望できる。

              ↑乗鞍岳
←白根三山(農鳥岳・間ノ岳・北岳)
←鳳凰三山(薬師岳・観音岳・地蔵岳)




南アルプスの大パノラマ→
大菩薩峠へと連なる山稜コースは展望が開けている。行く手に富士を見ながら進む山稜歩きは気分爽快だ。
途中、神部岩の標高2000mの標識。塩山市が2000年を記念して建てた。
富士山と南アルプスを展望しながら、のびやかな山稜歩きが魅力の人気コースになっている。初級者でも手軽にトレッキングを楽しめる。
8:55賽ノ河原に建つ避難小屋に到着。

9:00親不知ノ頭を通過。
大菩薩峠の介山荘が見えてきた。
9:10大菩薩峠1897mに到着し、小休憩をとる。
推奨ルートは、ここから大菩薩峠を下山し、富士見山荘を経由して、上日川峠に戻るコース設定になっているが、更に足を延ばし熊沢山を越えて石丸峠から下山するコースをとる。

9:53熊沢山を通過する。
10:05眼下に見えてきた石丸峠を右に分岐し、下山をルートに入る。




11:10上日川峠に到着。ロッジ長兵衛のテラスで持参した昼食をとり、帰宅の途に就く。日帰り登山として充実した一日を終える。
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大菩薩嶺  標高2057m