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8月12日 5:00
早朝、帰省していた日光の実家を出発し、中禅寺湖畔の二荒山神社に着く。前日が今年から祝日となった「山の日」になっているため、混雑を避け一日遅らせて登山することにした。麓では厚い雲に覆われていたが、いろは坂を上り切った辺りから、視界が開けてくる。
《コースデータ》
コースタイム 6時間10分
コース距離 約8.8km
累積標高差 1487m
ほとんど直登するため、コース距離に比べ標高差が大きいのが特徴。 |
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毎年、開山期間は5月5日~10月25日とないる。登拝大祭(深夜0時開門)は7月31日~8月7日まで開催されている。大祭以外の期間は、開門が朝6:00のため、1時間待つことになった。開門後、社務所で登拝料500円を払い入山する。男体山は二荒山神社の所有地になっている。 |
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6:10
登拝門をくぐって石段を登ると、ほどなく一合目となり登山道になる。ブナなどが茂る斜面を直線的に登り、急勾配が続く。 |
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6:40
いつの間にか二合目が過ぎ、三合目に着く。
三合目から四合目までは、治山工事用の舗装されたアスファルトの蛇行道になる。ここで歩きながら体力を回復できる。
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7:00
四合目の鳥居に着く。
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四合目から六合目までは、階段が組まれた整備された登山道を登る。 |
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7:20
クマザサが茂る、五合目(避難小屋あり)を通過する。
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7:37
六合目、ここから八合目までは急峻な岩場地帯が続く。 |
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8:00
トタン屋根の休憩所がある七合目まで、ジグザグに岩場を登る。岩の段差が大きく体力がいる。 |
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8:18
七合目を過ぎても岩盤とガレ場の登山道が続き、ようやく赤い鳥居を過ぎる。 |
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8:25
小さな社務所が建つ、八合目滝尾神社に出る。
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8:35
八合目を抜けると傾斜が緩み、針葉樹林に包まれた、なだらかな斜面となる。 |
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9:00
九合目から山頂へは森林限界を越え、頂上までは火山の噴出でできた赤いザレ場になる。足元がズブズブして踏ん張りが効かない。体力的にきつくなる。 |
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眼下に戦場ヶ原を望み、左に日光白根山、右に尾瀬の燧ヶ岳が見えてくる。 |
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9:15
ザレ場を登り切ると山頂に辿り着く。登り3時間15分は、思いのほかハイペースだった。
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二荒山神社奥宮 2486m |
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男体山は山岳信仰の霊場。山頂には二荒山大神の御神像がある。 |
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関東平野は雲海の下に。 |
中禅寺湖にも雲海が迫る。 |
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雲海の彼方に富士山を望む。(拡大写真でないと、わからないぐらい小さく見える) |
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山頂の岩塊にある神剣までよじ登る。この後、軽く携帯食をとってから、往路を下山する。
12:20
二荒山神社の登拝門に着く。休憩時間を入れても、ほぼコースタイムで歩いたことになる。
 
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