 |
4月27日トレッキング初めの足慣らしに、筑波山に次いで2回目の山行は高尾山から陣馬山までのロングトレールだ。常磐線1番電車に乗り込み、中央線で高尾駅で京王線に乗り換え、終点高尾山口駅に到着した。
改札を出てからケーブルカー乗場の清滝駅まで約5分ほど歩いて8:30発に乗車した。ここまでの交通機関で3時間かかったが、早朝のせいか意外と負担を感じない。
《コースデータ》
標高差:425m
距離 :15.3km
タイム:5時間5分
|
 |
日本一の急斜面を登るケーブルカーで高尾山駅に到着。準備を整えて8:45いよいよトレッキング開始。 |
 |
高尾山は大都市に接しながら懐の深い自然が楽しめるのが魅力だ。ミシュラン三ツ星に認定されて世界でも知名度が高い。山頂までのコースも多様にあるが、主要の2号路を行くと最初に出会うのがタコ杉。昔山道を切り開くとき、伸びた根を伐採しようとしたら、一晩でタコのように曲がったという伝説から付いた名前だ。 |
 |
歩き出して間もなく浄心門を通過する。まさに霊気満山を予感する参道の始まりだ。 |
 |
9:00高尾山薬王院の山門に着く。ここから参道の階段がしばらく続く。 |
 |
 |
|
階段を登り切ったところに薬王院がある。カラス天狗のような修験者の像が印象的だ。 |
 |
薬王院を過ぎてから更に木立の中の稜線を歩くと、次第に道幅が狭まり、登山道らしくなってくる。 |
 |
 |
|
9:20高尾山頂599mに到着。歩き出しから35分の道のりだが、快晴に恵まれ富士山を眺望できた。 |

9:50一丁平で最初の小休憩をとる。 |

高尾山頂から陣馬山縦走コースは総長15.3kmのロングトレールコースだ。標高差は少ないが低山のため夏場の登山には向かない。春の新緑と秋の紅葉がベストシーズンだ。 |
 |
 |
|
10:16城山670mに到着。高尾山頂から約1時間のところに城山茶屋が営業していた。 |
 |
西に向かって延びる山道を更に分け入り、次のピーク景信山を目指す。 |
 |
城山と景信山の鞍部が小仏峠だ。眼下に相模湖と中央道が見えてきた。 |
 |
 |
|
10:35小仏峠560mに到着。この真下が中央道の渋滞名所小仏トンネルになっている。そう思うと、ここは下界を忘れて、爽快な気分にさせてくれる。
|
 |
小仏峠からは登り返しで景信山に向かう。少し視界が開けてくると、眼下には中央道の先に八王子市街が遠望できる。
 |
|
|
 |
11:10景信山727mに到着。山頂にある影信茶屋は土休日のみ営業。WCが山道を少し下ったところにあり、そのまま進むと別ルート(小下沢分岐方面)になってしまう。ここでコースミスをして1時間のロスタイムをする。 |
 |
 |
|
再び景信山の山頂に戻りコース確認をしてから陣馬山を目指すことになってしまった。
|
 |
12:50明王峠に到着。ここの茶屋も平日は営業していないようだ。近くのベンチを確保し約40分の昼食をとる。 |
 |
 |
|
明王峠は相模湖に下山する分岐点になっている。
|
 |
景信山から陣馬山までは比較的平坦な山稜コースが続く。陣馬山近くでは山桜が散り終えかけていた。 |
 |

14:10陣馬山頂上に到着。山頂に立つシンボルの白馬像。山名は、戦国時代に武田軍が陣を張ったことに由来している。穏やかな草原の山頂は抜群の展望が楽しめる。 |
 |
山頂の富士見茶屋は平日でも営業をしていた。不定休だが雨天時は休業らしい。亭主が聞くともなく大声で下山ルートの案内をしてくれた。 |
|
|
 |
山頂からは陣馬高原下バス停まで急勾配の山腹を下る。 |
 |
15:10下山を開始してから約1時間弱で陣馬高原下バス停に到着。陣馬そば山下屋はバス停のすぐ隣にある。JR高尾駅北口行バスは1時間に1本の割合である。15:25発に乗車し山行を終える。晴天に恵まれたせいか大量の汗をかいてしまった。帰路は上野のいつものビールバーで打ち上げてから無事帰宅した。
  |