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7月16日(日)
前日羽田を発って深夜に到着したInnsbruck(インスブルック)に朝が来た。オーストリアのチロル州都インスブルックは東アルプスの山岳地帯に開け、古くから交通の要所として街が栄えてきた。 |
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ホテル(ALPIN PARK★★★★)で朝食を済ませ、軽めの足慣らしハイクに出発する。 |
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ホテルからSeefeld(ゼーフェルト)まで25kmを専用車で移動する。 |
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ゼーフェルトからケーブルカーに乗り、Rosshütte(ロスヒュッテ)1760mへ。ロスヒュッテからはロープウェイに乗り換え、Seefelder
Joch(ゼーフェルダー・ヨッホ)2080mまで上がると、山頂の展望が開ける。 |
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眼下に広がるゼーフェルトの街と、後方にドイツとの国境地帯となる山塊が見える。山頂付近は雲で遮られているが、徐々に晴れ間が広がって来た。 |
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9:40 Seefelder Spizte(ぜーフェルダー・シュビッツェ)2220mまでの稜線歩きを開始する。歩行距離2km、標高差147mを2時間でピストンする行程になっている。 |
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10:20 ぜーフェルダー・シュビッツェの山頂到着。足慣らしにしても物足りなさが残る。また思いのほか高山植物が少なく、お調子者のキバシカラスの方がよっぽど気になる存在だ。 |
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登山ルートの稜線方角を振り返ると、後方の山稜の谷間からドイツの街を望むことができる。ヨーロッパアルプスの楽しみの一つは、様々な国の国境を見たり、越えたりすることだろう。島国日本では考えられないことだ。 |
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ぜーフェルダー・シュビッツェから更にReither Spizte(ライザー・シュビッツェ)2373mに伸びた上級者向けルート。本格登山が楽しめそうだが、今回のツアーでは組み込まれていない。 |
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ぜーフェルダー・シュビッツェで折返し、アルプスの眺望を楽しみながらゼーフェルダー・ヨッホに下山を開始する。 |
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11:20 出発点のゼーフェルダー・ヨッホに戻る。雲の切れ間からドイツの最高峰Zugspitze(ツークシュビッツェ)2996mが見える。 |
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ロープウェイでロスヒュッテに戻り、レストハウスで魚料理のランチをとる。Franziskaner(フルーティーなドイツビール)とハート型パン「プレッツェル」はオプションで購入した。 |
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旧市街は思いのほか狭い。かつてこの地を治めた皇帝が特別な建物として黄金の瓦を葺いたバルコニーを造り、ここから広場で催される祭などを見学したという、インスブルック一番の名所になっている。 |
14:00 インスブルックに戻り、旧市街を散策する。宿泊のホテルと離れているため、近くの駐車場から徒歩で自由観光する。
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旧市街はぶらぶら歩いても1時間もあれば十分過ぎる。旧市街を離れて中心街を歩くことにした。インスブルックの意味は「イン川に架かる橋」、そのイン川まで来ると、すぐ近くにインスブルック空港がある。頭上を飛び交う双発のプロペラ機は、この山間の地に適した飛行機として今でも使われているようだ。 |
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中心街を歩いて行った先に凱旋門があり、ここで折り返してカフェで時間つぶしをする。こんなに時間があるならもう少し山歩きをしていたかったが、参加人数が19名と多く個人差もあるので仕方がないか。明日に期待することにする。 |
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