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7月17日(月)
朝から晴天に恵まれる。
8:00 ホテルを専用車で出発し、87km先のSölden(ゼルデン)に向かう。ゼルデンはチロルで最も長い谷がある Ötztal(エッツタール)アルプスの中心地であり、登山やウインタースポーツの一大拠点となっている。 |
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10:10 ゼルデン1377mのゴンドラ乗り場に到着する。ここから所要時間約15分でGaislachkogl(ガイスラッハコーゲル)展望台3048mまで高度を上げる。 |
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中央にチロルの最高峰、Wildspitze(ヴィルトシュビッツェ)3774mを望む。山頂部が二つに割れた双耳峰に見える。 |
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3000m級の山々が四方に連なったエッツタールアルプス山群には氷河が残っている。 |
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↑氷河の中から青銅器時代のミイラ「アイスマン」が発見された。 |
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11:00 ガイスラッハコーゲル山頂3058m。展望台から足場の悪い岩場を進むと10分程でたどり着く。360゜の眺望は圧巻だ。 |
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岩場を好む高山植物「モスカタ ユキノシタ」を見つけた。 |
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ガイスラッハコーゲル展望台から下りのゴンドラに乗り、中間駅で下車する。 |
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11:50 中間駅2174mで休憩を挟み、Hochsölden(ホッホゼルデン)高原ハイキングをスタートする。キンポーゲの草原の彼方の山々を越えればイタリアになる。 |

ベロニカ |

不明 |
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歩行距離5km、ほとんど高低差がなくエッツタールアルプスの中腹を歩く。高原に彩られた高山植物を観察するのも楽しみの一つといえる。モンブラン山系とは違った植生が多いことに気づく。
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前方の山腹にHochsölden(ホッホゼルデン)2090mの街並みが見えてくる。この辺り一帯がウインタースポーツの中心地になっている。 |
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途中通過した山小屋の光景。近くに有料の山岳道路が通り、山頂付近では夏スキーが楽しめる。 |
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農家が点在する牧草地を通る。プランターいっぱいに咲くエーデルワイスが印象的。庭先には鶏も飼われている。 |
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眼下の谷間にゼルデンの街並みが見える。アルプスでは谷間に沿って街が形成され、交通の要所になる街が大きく発展する。 |
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山小屋の集落地に出た。GAMPE THAYAと書かれた山小屋を過ぎ、その先の大きな山小屋が今日の昼食をとるところになっている。 |
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13:20 すかさず注文したチロルの地ビールStarkenbergerで乾杯。ひと汗後の高原で飲むビールは最高です。 |
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注文したホワイトソーセージにプレッツェルが付いて出てきた。プリンプリンのソーセージを絶妙なソースにつけて食べる。ビールに最高の組み合わせだ。 |
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食後に現地ガイドと記念のショット。冬はスキーツアーのガイドをしてるとのこと。1年中アルプスが仕事場とは羨ましい限りだ。 |
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14:20 山小屋で自由食後、徐に出発する。一尾根越えると牧草地が広がる。
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15:00 ホッホゼルデンの街に到着。ここから専用車で今日の宿泊地、Obergurgl(オーバーグルグル)に移動する。オーバーグルグルは長大なエッツタール谷最奥の街になる。 |
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17:30 途中、街のスーパーに立ち寄り、買い出しをしてから宿泊ホテル(Mühle ★★★★)に到着する。 |
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ホテルは宿泊者無料の温水プールがある。ゆっくり休息できるスペースと設備が充実したリゾートホテルになっている。スーパーで購入した地ワイン(白)を早速賞味してみる。普段お目にかからないオーストリアワインだが、しっかりとした旨味が凝縮している。料理は全体に塩味が強いところが気になる。岩塩が豊富に産出できることが味付けに影響してるかもしれない。 |
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