 |
7月18日(火)
今日も好天気が続く。チロルのトレッキング最終日は歩行距離5.1km、標高差が746mで中級コースになっている。
8:45 ホテルから専用車で出発するが、5分足らずでオーバーブルグル1930mの小さな山村に到着する。
|
 |
 |
|
|
 |
9:05 ゴンドラに乗りHohe Mut(ホーエ・ムート)展望台を目指す。途中、ゴンドラを乗り継ぎ展望台へ。
 |
|
|
 |
9:25 ホーエ・ムート展望台2670mに到着。早朝のためか他の登山者はまばら、氷河の絶景を独占できる。
 |
|
|
 |
 |
|
ホーエ・ムート尾根の右側にRotmoos ferner(ロートモース氷河)を見る。 |
 |
いくつかある氷河が合流しながら巨大なエッツタール谷を形成したようだ。オーバーグルグルからゼルデンの方向に向かって氷河谷が延びる。 |
 |
ホーエ・ムート尾根の左側にGaisberg ferner(ガイズベルグ氷河)を見る。ホーエ・ムート尾根が二つの氷河を分離した地形になっている。 |
|
|
 |
10:00 展望台からの眺望を楽しんだ後、ホーエ・ムート尾根を進みトレッキングを開始する。 |

アルペン マーガレット |

モンタヌス キンポウゲ |
|

ヘミスファエリクム タマシャジン |
 |
尾根筋から氷河谷にかけて多彩な高山植物が見られる。ルートは次第にロートモース氷河谷の斜面へと回り込む。 |
 |
 |
|
|
 |
 |
エゾノチチコグサ |
ウメバチソウ |
 |
 |
カムペストリス リンドウ |
不明 |
 |
 |
アイゾイデス ユキノシタ |
アルピナ コゴメグサ |
 |
マーモットが生息している斜面に射しかかる。鳴き声は聞こえるが、なかなか姿を現さない。遠くに肉眼で確認するも、カメラには収まらない。 |
 |
 |
|
イタリア側から雲が湧き出る。昼頃になるとパスタを茹でるのが原因らしい?? |
 |

シルバチクム フウロソウ |
|
11:50 山小屋(Schönwieshütte シェーンヴァイスヒュッテ)2270mに立寄り昼食をとる。自由食なのでお勧めの料理を注文してみる。 |

スープとサラダ(アボガド、トマト)をトッピングしたブレッド。シンプルなのに美味しい。 |
 Trumer Pils(オーストリアのピルスナービール) |
|
|
 |
13:20 昼食後、居心地の良い山小屋を出発する。氷河が溶けて流れ出た小川に沿って谷間の道を下る。 |
 |
|
 |
 |
|
急峻な谷間では滝となって流れ落ちる。オーバーグルグル一帯が天然記念物として保護されている証の標識。 |
 |
14:30 オーバーグルグルの村落に戻る。突然天気が崩れ出しホテルに着く頃は雷雨となる。しばらくしてから上がったが、気温が急速に下がる。夏の山岳地帯特有の天気で、早目早目の行動が大事だ。 |
 |
  |