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6月5日(月)梅雨入り前の晴れ間に、あやめまつりにやってきた。平日とあって人出は疎ら、水郷潮来あやめ園のすぐ近くにある駐車場が利用できた。早速、手漕ぎのろ舟乗り場に向かう。 |
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待ち人も少なく、8人乗りのろ舟に乗船する。料金一人1000円を払い、30分で水路を周回する。編み笠は無料で貸してもらえるので、手漕ぎの舟遊び気分で盛り上がる。最初は川上の方向に進み、天王橋から折り返す。 |
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モーターを付けた団体客用の観光船も行き交うが、のんびり揺られながら進む手漕ぎ、ろ舟の方が風情がある。ギッチラコ、ギッチラコのリズムが何とも心地よい。 |
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スタート地点の水雲橋まで戻ってきた。ここから更に河口に向かって進む。 |
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後ろの船頭から何度となく「船頭も撮って」と催促の声がかかる。なんとも、素朴なところが気に入った。 |
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前川水門橋を出ると常磐利根川(霞ヶ浦から流れ出て銚子市付近で利根川と合流する)となる。ここからUターンしてスタート地点まで遡る。船頭はろ舟に8人を乗せて、結構ハードな仕事のようだが、さりげなく漕ぎ続ける。 |
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あやめ橋が見えてきた。この辺り一帯があやめ園となっていて、休日は観光客が賑わうところだが、平日とあってゆっくり風情を楽しめる。 |
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水雲橋に近づくと、そろそろ終点の舟着き場となる。 |
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遊覧を終えスタート地点の舟着き場に戻る。船頭の手漕ぎろ舟は潮来の風物詩で、まつり期間中の休日は嫁入り舟の運行もある。 |
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ろ舟の遊覧を終えて公園内のあやめを鑑賞する。時期的にはあやめに代わって、カキツバタやハナショウブが見ごろを迎えている。 |
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ろ舟乗り場の前には橋幸夫のヒット曲「潮来の伊太郎」像がある。また、潮来花嫁さんの曲も流れてして昭和レトロの雰囲気が漂う。 |
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水雲橋から見たろ舟乗り場の風景。 |
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最後に、あやめ園を散策して水郷巡りの旅を締めくくる。すでに圏央道が東関道とつながり、潮来までは高速道が利用できる。観応スポットとして交通の便が大変よくなった。また、利根川対岸の香取市佐原まで足を延ばせば、水郷の小江戸情緒も楽しめそうだ。次回の楽しみに取っておこう。
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