笠間つつじまつり
4月27日(日)
今年の5月連休は飛石でも、ひたち海浜公園ではネモヒラが見頃となり、平日でも交通渋滞が発生している。渋滞を回避できそうな、近場の笠間市つつじ公園に出かけてみることにした。
朝6時半過ぎに出発して、常磐道から北関道に入り、友部ICを降りて、8時前に稲荷駐車場(無料)に到着する。さっそく、つつじ見頃の案内板が目に留まる。
開園8時前とあって、駐車場(160台可)は空いている。とりあえず支度を整え、駐車場前の正福寺山門をくぐる。どうやら、シャクナゲも満開をむかえているようだ。山頂までは階段上りが続き、徒歩15分ほどの道程になっている。
階段をしばらく上ったところにある正福寺の庭園に、満開のシャクナゲが咲き誇っている。かなりの大株で、見事な薄桃色の花をいっぱい付けている。
さらに階段を進んだところに第1ゲートがある。入場料500円となっているが、開園前の準備中のため、フリーで入れてくれた。
第1ゲートから山裾の階段上り続く。両側に植えられたツツジの古木は見頃を迎えている。
緩やかな勾配の階段を上ると、眼下に笠間市街を望むことができる。遠くには加波山も見える。
山頂(143m)の斜面に25品種約8500株のつつじが植えられている。ホンキリシマツツジやヒノデツツジの鮮やかな赤色や桃色が山裾を彩っている。
四方視界が開けた山頂の展望台からの眺めは、見頃となったツツジの色どりが爽快である。また、小高く開けた山頂には観光土産販売所やソフトクリームなどの売店もあり、少しづつ賑わい出した。
伝統芸の猿回しアトラクションがあり、見物客の輪ができる。見事な芸に拍手喝采鳴りやまず。
公園に入るルートは、3つあるゲートのいずれかになるが、第2、第3ゲートに行くほど山頂に近くなるが、駐車場台数が少なくなる。シーズン中は一方通行で後戻りできないので、第1ゲートから入園するのがお勧めです。
山頂の周回ルートを巡り、往路の第1ゲートに戻る。まだ人出の少ない時間帯で、ゆっくり園内の散策を楽しむことができた。
稲荷駐車の隣に笠間日動美術館がある。ちょうど、中井精也写真展が開催されているので、覗いてみることにした。TV番組でおなじみの鉄旅の写真パネルが展示されている。
昼食は道の駅「かさま」で看板メニューのモンブラン担々麺(1600円)を注文する。純度100%の笠間栗が麺の上に山盛り、インパクト抜群だ。スタッフオススメの10倍楽しむ食べ方のメモが付いてくる。まずはモンブランだけをそのまま食べること、最初にモンブランを全部溶かしてしまうと、かなり濃厚な味になってしまうそうだ。そんなもったいない食べ方は御法度です。値段以上に価値のある一品は、世界中ここだけです。

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