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11月12日(火)
8:45 龍頭ノ滝駐車場を出発。さすがに11月中旬となると奥日光は冷え込み、一枚多く着込んで寒さ対策をする。この時間はまだ観光客は疎らで、落葉した自然林の中をトレッキングする。 |
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龍頭ノ滝の遊歩道を登り、車道を横切って湯川沿いの小道に分け入る。入り口のゲートにはクマの生息地の注意看板があり、念のためクマ鈴をつける。 |
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10分ほど歩き湯川に架かるしゃくなげ橋を渡る。小田代歩道入口の案内板を確認して、小田代原方面に進路をとる。 |
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カラマツやシラカバなどの自然林はすでに落葉し、天空が開けた雲間に青空も見えてくる。 |
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9:40 湯滝と小田代原の分岐に出る。小田代原の周回歩道を時計回りに進んで湯滝を目指す。
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時折、小雨が降り出す天気になった。一段と冷え込む空を見上げると、一本シラカバの上に虹が架かる。湿原は乾燥化が進み樹木の生息域がさらに広がっているように見える。 |
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バス停(赤沼からエコバスの巡回運行がある)のある休憩所前の展望デッキで小休憩する。持参したホットコーヒーで冷えた体を温める。台風19号の大雨で湿原は蘇るどころか、まるで沼地になっているのは驚きだ。背後は太郎山、大真砂山、小真砂山。 |
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遊歩道から見る湿原は冬の気配が漂う。シラカバの白さが際立って見える季節の到来だ。
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遊歩道を回り込むと日光連山の主峰、男体山の全貌が見えてくる。関東平野から望む山体とは別物に見えてくるが、見る方向で様々な山容を見せてくれる。 |
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10:20 西ノ湖3.9kmの分岐を湯滝3.3kmの方向に進む。 |
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野生動物(シカ)から自然林の食害を守るフェンスのゲートを通る。 |
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再び湯川に架かる橋を渡り進んだ先は、台風19号の被害で湯滝方面が通行止めになっている。赤沼からの遊歩道も一部区間で通行止めが解除されていない。進路を変更し戦場ヶ原を横断して光徳牧場方面に向かうことにする。 |
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クマと遭遇しないための鐘がある。人の存在を知らせるためのもので、周りが静かなときに使用する。 |
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このルートを通るのは初めてだが、しばらく歩くと視界が開け戦場ヶ原の全体が見渡せるようになる。 |
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ここでも湿原の乾燥化が進みシラカバなどの樹林が目立つようになる。湿原が消えるのも、そう遠くないかもしれない。 |
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11:20 このルートは泉門池光徳歩道となっている。間もなくして国道120号に出たら、三本松から赤沼方面に向かい、戦場ヶ原を周回する。 |
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温暖化の影響で遅れていた男体山の山頂に薄っすらと初冠雪を見ることができた。30分ほど歩いて赤沼の休憩小屋に着き昼食タイムをとる。 |
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昼食後、再び小田代原方面に向かって遊歩道に入る。しばらくして湯川に出たら橋を渡らずに湯川に沿って下流の龍頭ノ滝方向に進路をとる。 |
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12:50 出発点の龍頭ノ滝に到着。初冬のトレッキングは行き交う人も少なく、自然を楽しむには最高の季節だが、防寒対策は必須だ。 |
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11月14日(木)
前日、実家の枝切りと雑草取りを済ませ、今朝クリーンセンターで処分した後、大谷川公園を散策して帰宅する。 |
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日光連山の赤薙山(右)と女峰山(左)にも冬の訪れが漂う。 |
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広大な敷地の公園は手入れが行き届いている。ここはいつ来ても気分をリフレッシュできるパワースポットだ。今年も暖冬なのか、何とか間に合って最後の紅葉を見ることができた。 |
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