Dolomiti SuperSki Day2: Tofana
2月10日(月)
コルチナ2日目、昨日の晴天が一転し、厚い雲に覆われる。今日も循環バスは満員でパスされたため、徒歩で約10分のトファーナのロープウェイ乗り場に向かう。
ロープウエイでコル・ドルシエ(COL DRUSCIE)1770mまで上がり、さらに乗り継いで最上部のスキーエリア ラヴァレス(RAVALLES)2470mまで上がるがガスで視界が悪く、滑走を断念しコル・ドルシエまで戻る。
コル・ドルシエのロープウェイ降り場から見たトファーナの山頂部は厚い雲に隠れたままだ。諦めて中腹のスキーエリアを滑ることになった。
この付近からは少し晴れ間も見えだすが、山頂部はロープウエイも止まり天気は回復していない。


今年新しくなったロープウエイは快適で速く機動力がすごい。ヨーロッパのスキー場では圧倒的にスキーヤーが多く、ボーダーはほとんど見かけない。日本とは違いまさにスキー大国だ。2月になるとスキーホリディがあり子供も大人も一斉に休暇をとりスキーを楽しむ。
ランチはコル・ドルシエの山小屋レストランMASIで自由食をとる。入口はワインバーのカウンターになっているところがイタリアスタイルだ。

昼食後も山頂部の天気は回復せず、トファーナ山腹の別スキーエリアに移動する。
昨日滑ったファローリアのスキーエリアが真向いに見えるが曇り空は依然として変わらない。
デゥカ・ダオスタ(DUCA D'AOSTA)2098mのリフト乗り場から見た、二つの岩峰の間を滑り抜けるアルペンスキー女子ワールドカップコースは迫力がある。
リフトの終点ポメーデス(POMEDES)2303mからの展望。厚い雲の下にチンクエ・トーリ(CINQUE TORRI)2225mが顔を出す。
スキーガイドがスキーパトロールに話しかけているところ。イタリアでは警察官がスキーパトロールをしている。
少しずつ晴れ間が広がり、麓のコルチナにも日が射してきた。
トファーナはファローリアと違い本格的なアルペンコースになっていて、数々のワールドカップやオリンピックが開催されている。中級コースでも他のスキーエリアなら上級コースになるくらい厳しい斜面が続く。
今年開催されるワールドカップファイナルのコース設定が始まった。運び込んだ圧雪車は滑落防止のワイヤーが取り付けられている。
トファーナの山頂部の雲が少しづつ切れてきたが、風の勢いが強くなってきた。
岩壁が迫る溪谷を豪快に滑り降りる。アルペンスキーの醍醐味がトファーナにある。
Top