小貝川自転車ロード

小貝川は栃木県那須烏山市を水源に利根川に合流する総長112kmの一級河川です。
利根川支流では第2位の長さで洪水を起こす「暴れ川」として知られる。度重なる堤防決壊で大洪水の
被害を繰り返してきた歴史があり、護岸工事に伴い堤防の上は自転車専用のサイクリングロードとして
整備されている。今回紹介するのは取手市藤代と常総市水海道に繋がる23kmの区間です。

 Road Mapロードマップはここをクリックしてください。


↑牛久市内を出発し牛久沼沿いの国道6号を東京方面に走る

↑牛久沼大橋(藤代バイパス)が架かる牛久沼

↑サイクリングロードのスタート点「文巻橋」→
←いよいよサイクリングロードを出発する
曲がりくねった小貝川に沿って堤防の上を走る

この区間は左岸も自転車ロードになっている
←2キロを過ぎたところで6号線藤代バイパスの交差点に出るが、右側のエスケープトンネルを抜ける
←最初の信号機のある交差点に出る
横断したら左折し小貝川橋を渡り、右折して対岸のロードに進路を変える(ここから左岸ロード)

注)直進すると自動車道になるため進入しない
←ここからは道幅が広く快適なロードが続く
 ↓河川敷を帯のように広がるコスモスの群生
←藤代総合運動公園が見えてきた
 ↓近くにはポニーのライディング牧場もある
←6キロを通過する対岸に伊丹水門がある
小貝川支流の中通川の水位を調節している



←二三成橋が近づいてきた、左側のエスケープトンネルを抜けると8キロ地点となる
 ↓ここにはルート上唯一の自動販売機がある

←県道502号の標識
取手水海道自転車道線の表示板があり、赤字で一般車両の乗入れ禁止と書かれている

県道が自転車専用になっているのは珍しい?
←小貝川の心地よい川風を受けて上流を目指す
←9キロ付近で岡堰(おかぜき)の水門が見える

↑夏が終わり水門が開いている岡堰

↑サギなどの水鳥が多く観測される

←↑岡堰を過ぎ10キロ付近、堰を止める取水期は広大な水源が出現する

↑更に走ると左側に遅咲きのひまわり畑がある
←12キロを通過したところで稲豊橋が見えてくる

↑豊かな自然の恵みが広がる下流の眺め

↑ロードは行き止まり左の側道へ降りる
一般道からすぐ信号機のある交差点に出る、ここを横断し右折して稲豊橋を渡る
↓ちょと寄り道
稲豊橋を渡りロードを右折して、最初の狭い側道を降りて左折した先に間宮林蔵記念館がある


↓間宮林蔵の生家が記念館とし保存されている
つくばみらい市が管理し入場無料、月曜日休館

←ここから元のロードに戻る
稲豊橋を渡ったところを左折すると右岸に沿って上流へロードが伸びている

白い水道橋が見えてきたら13キロを通過する
←更に2キロ上流に常総橋があるが、エスケープルートがなく信号機もないので注意して道路を横断する
←やがて見えてくるTX(つくばエックスプレス)の鉄橋の下を通過すると小目沼橋↓に差し掛かる

↑小目沼橋は最近珍しい木製の沈下橋
詳細はWikipediaで茨城の沈下橋を調べることができる
↓ここで小休憩をとり徒歩で渡ってみる

↓増水時は橋脚を残し流れる橋桁に立つ
←次に現れる常磐高速道の下を抜け谷原大橋へ向かう

















←谷原大橋に到着した
ここまで約19キロ、右に行くとコンビニがあるので一腹でもいい
ここからは再び左岸ロードに進路を切換える

↓谷原大橋を渡り右折する(橋上から上流方向をショット)
←左岸ロードを取り、青い水道橋を過ぎた地点から下流の風景

注)右岸ロードは伊奈橋から先が自動車道になる
←わずかなところに伊奈橋が架かっている

注)この橋は道幅が狭く安全上渡らない

↑21キロ付近の川又橋は鉄骨の沈下橋
重量制限があるが小型車なら通行できる







↑ここがサイクリングロードの終点
ここを折り返しスタート地点に戻る



↑増水時はここより水位が高くなる
川又の由来:元来この辺りで鬼怒川と合流していたところから付いた地名と推測される。徳川家康の治水対策の命を受け分断されて下流の利根川に合流点が換わった。そのためか小貝川は川底が浅い天井川で護岸工事が昔から続けられてきた。


←22キロを通過するころから水海道市内に入り、川幅は更に狭く蛇行が大きくなる









←23キロで折り返し点の大和橋が見えてきた
情報では大和橋を渡り右岸ロードを取ればサイクリングロードは更に上流に続いてるようだ








↑折り返してから強い向かい風を受けることが多く、余力を残すペース配分が大事です