ZERMATT Day4: Grachen
2月27日(水) ツェルマット4日目、快晴

6:50 朝食前、幸運にもマッターホルンのモルゲンロートを撮影する。冬期はこれ以上真っ赤にならないようだ。今日は専用車を使って、Grächen(グレヘン)までスキー遠足に出かける。ツェルマットを北側に回り込んだローカルなスキー場で、家族連れに人気だそうだ。ツェルマットのスキーパスは使えず、新たに購入(56Fr)する。

8:45 ホテルから徒歩5分ほどの駐車場に集合する。ここまでガソリン車が街中に入ることができ、専用車が来るのを待つ。
専用車2台でツェルマットを抜け、シャトル電車が発着するテーシュ駅を過ぎて、ゲレヘン1619mの山麓の村まで山道を登る。ロープウェイ駅まで約40分の所要時間で到着する。
10:10 ロープウェイで山腹のゲレンデまで上がり、Tバーリフトを乗り継ぐと、スキー滑走開始地点Furgge2272mに着く。

   ↑Weisshorn(ヴァイスホルン)4506m
10:30 山腹を巻きながら斜面を滑り降りたら、リフトに乗り継ぎ、最高地点Seetal2868mに到着する。ツェルマットから見たヴァイスホルンの反対側を見ることになる。


ほんの少しだけマッターホルンの頂上部が稜線の鞍部に顔を出す。
ここから、Riedgletscher(リード氷河)に向かって滑り降りるダイナミックなコースに入る。ローカルなスキーゲレンデと思いきや、本格的なアルペンスキーが楽しめるエリアになっている。

ツェルマットのリフトと違い、座席が浅めになっているので、背負ったザックを外し膝の上に置く。
ゲレンデからWallis Alps(ヴァリス・アルプス)の広大な眺めも楽しめる。
昼食は山岳レストランで焼きたてのピザを注文。サラダはビュッフェスタイルで好きなだけとれる。来週からスキーホリデイが始まるので、家族連れで賑わいそうだ。アルペンコースの他に子供用ゲレンデの充実やロープウェイのゴンドラが楽しくなる子供向けの仕掛けなど特徴のあるスキー場になっている。
全てのゲレンデコースを滑り終え、最後にロープウェイの出発駅まで滑走する。
コース途中にある牧場で、日光浴中のシュヴァルツナーゼを見つけた。ツェルマットのマスコットにもなっている固有種の山岳羊で、黒い顔以外全身厚手の毛に覆われている。

14:00 ロープウェイ駅に到着。予定していた滑走コースを快調に滑ったせいか、スキーガイドが下山時間を間違えて1時間も早く降りてしまった。迎えの専用車が来るまで時間があるのでグレヘンの街中を自由散策する。
15:00 到着した専用車に乗り、ツェルマットへ出発する。
到着した駐車場には、★★★★★ホテルの迎えの馬車が宿泊客を待っていた。一度はこんな馬車に乗ってみたいものだ。


毎日のディナーは楽しみだ。今日はハート形にカットされたマグロのソテーがメインディッシュ。前菜にはスモークサーモンが付いた。
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