本州最東端の旅
《岩手の旅日程》
5月2〜5日3泊4日で出かける
1日目 花巻−イギリス海岸−宮沢賢治童話村
2日目 遠野−釜石
3日目 重茂半島「トドヶ崎灯台」−宮古−盛岡
4日目 小岩井農場まきば園

←最終日、早朝から雲ひとつない晴天になる
 コースを変更し満開の一本桜まで足を伸ばす
《1日目》

宮沢賢治が通ったそばや「やぶ屋
元祖花巻名物わんこそばを賞味できる

本人60杯(還暦記念に)、妻36杯食べました
宮沢賢治が名づけたイギリス海岸
泥炭層の岩礁がイギリスの海岸に似ているのが由来らしい

北上川は雪解けの増水で河川敷の地形が見えない

遊歩道にはこんなメルヘンの世界が
宮沢賢治童話村へ
園内は童話の世界と自然が調和している

童話村のモニュメントは大人でも楽しめる


《2日目》

花巻から民話のふるさと遠野へ
さくらまつりの行列に人々が集まる

遠野物産館「昔話語り部館」で
最優秀語り部の玉さんの語りは実に巧み
ひとつの言葉より全体を掴むのが理解のコツ
いよいよ祭りのクライマックスが始まる








↓勇壮な早池峰(はやちね)神社のしし踊り
←着飾った少女たちの表情に微笑み
遠野の城主は南部藩八戸から遷ってきた
今も八戸との交流が盛ん
4日間歩いて来た一行が行列に加わる→




↓遠野は古くから馬の産地として栄えた
柳田国男の「遠野物語」で民俗学発祥の地として紹介され百年になる
柳翁宿(りゅうおうじゅく)
遠野を代表する旅籠屋として知られている
二階の客室に柳田国男など文化人が多く宿泊

明治から大正初期の状態で保存された部屋



蔵造りの町並みに遠野城下町資料館がある

遠野南部氏の城下町として発展した遠野
城跡がある鍋倉公園からの眺め

↑本丸跡地に咲く桜

↑城址公園で見つけたおっぱいを飲む河童

↑携帯バケツ鍋でバーベキューを楽しんでいた
我が家にも思わず購入する

遠野市立博物館の展示物「馬の四季」

くらしを培った農耕の展示

厳しい気候風土で自然と神をあがめ恐れる

座敷わらしが出る民家をイメージ

奉納されている絵馬
おおてばしにある食事処「CocoKana」の桜丼
馬肉のコラーゲンがたっぷりの郷土料理

河童伝説がある遠野の側溝と案内表示

いたるところにシンボルマークの河童が
《3日目》

いよいよ今回の目的地「トドヶ崎灯台」に向かう
山田町から県道41号線を重茂半島(おもえ)へ
道幅が狭く断崖絶壁の山道はスリリング
ナビが現在地を見失うほど急カーブが続く
やっとのことで姉吉キャンプ場に到着
釜石から1時間20分のドライブでした

トドヶ崎灯台までは車両侵入禁止
徒歩片道1時間の道のりを行く

新緑が始まった山奥を海岸に沿って進む

ほぼ中間地点の表示板

山道を歩くこと1時間でトドヶ崎灯台に到着
東経142度04分21秒本州最東端に立つ
太平洋戦争で被爆し戦後再建される
映画「喜びも悲しみも幾歳月」のモデルになった



太平洋のこの先はアメリカ
地球が丸いことを実感できる視界が広がる
恐怖で乗り出した絶壁から本州の最東端を見る
一隻の漁船がやってきた
実は思いがけずこの船に乗って帰ることになる
灯台を過ぎると三陸特有のリアス式海岸入り江
自然が創り出した紺碧の海に吸い込まれそう
わかめ漁船が停泊できるだけの小さな桟橋
海が穏やかなときだけ観光に乗せてもらえる
ここからキャンプ場の港まで漁船で戻る
海上から見た断崖にそそり立つトドヶ崎灯台
狭い岩礁の間をすり抜けながら沖にでる
意外に断崖の下は洞窟になっている

中で漁船が旋回できる広さがある


帰港したわかめ養殖の港

本州最東端のもう一つの証「黄金の蛇口」
重茂半島を一周し県道45号線に出る
宮古市の道の駅にあるレストラン
季節限定の花見かきがセットになった海鮮ちらし




道の駅で見つけた本州四端のポスター
 北端は下北半島の大間崎
 南端は紀伊半島の潮岬
 西端は下関の毘沙ノ鼻
となっている

↑浄土が浜は観光客でごった返し早々に退散
宿泊地盛岡の郷土料理の店「南部百姓家
4年ぶりに行くが店内の時間はずーと止まったまま

  ↑天井にも注目、有名人の色紙で一杯

←名物どんこのまるごと唐揚
↑はわはぎの刺身(肝が超美味い)
《4日目》

予定を変更し盛岡から小岩井農場へ向かう
残雪に輝く岩手山が迫る車窓
小岩井農場まきば園を過ぎ、最初の交差点を左折
乳業工場の先に小高い丘陵がある
NHK朝の連ドラ「どんどはれ」で有名な一本桜
まきば園から岩手山を眺望
園内のどこから見ても絵になる名山の雄姿
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